環境保全への取り組み


事業活動
製品
プレミア環境貢献製品の紹介
リスク管理



事業活動

タムラグループでは、事業活動を通じて地球温暖化防止に貢献するため、CO2排出量の削減および省エネルギー活動を推進しています。
また、環境負荷物質を削減し、環境影響の最小化に取り組んでいます。


◆電気使用量の削減(CO2排出量の削減)

2013年度からCO2排出量の削減目標は、CO2排出量の約95%を占める電気使用量に着目し、目標設定を行い、取り組みを推進しました。
2015年度は、電力の見える化、省エネ設備の導入等を実施したものの、新規統合サイト等の影響により電気使用量を2005年度比7%削減の目標に対し、5%削減と目標に届きませんでした。引き続き省エネ対策を推進してまいります。

■電気使用量



■CO2排出量削減実績




■CO2排出量内訳(2015年度)
 


省エネ型空調機への更新[坂戸事業所]

外灯のLEDへの更新[坂戸事業所] 


     



◆環境負荷物質の削減

2015年度は、売上金額原単位を指標とし、2005年度比64%削減を目標に環境負荷物質の削減に取り組みました。
新製品の投入等の影響により原単位が悪化してしまったため、化学物質管理の徹底、リュース等を推進してまいります。

■環境負荷物質
       





製品


タムラグループでは、製品のライフサイクルを見据え、環境影響の最小限化に取り組むとともに、プレミア環境貢献製品の開発・提供を通じて地球環境への貢献を目指します。


◆プレミア環境貢献製品売上比率の拡大

タムラグループは、従来から環境負荷低減に貢献する製品を「環境貢献製品」(当社独自基準で評価)としておりましたが、階層構造製品環境アセスメントを導入して、環境貢献製品の中でも特に優れたものを「プレミア環境貢献製品」に認定することとし、2010年10月から適用を開始しております。
プレミア環境貢献製品の詳細はこちらをご覧下さい。

2015年度は、プレミア環境貢献製品の売上比率17%を目標に売上拡大に取り組みました。
その結果、2015年度のプレミア環境貢献製品の売上比率は17%となり、目標を達成しました。
さらなる開発・提供を通じて環境負荷の低減に貢献していきます。





プレミア環境貢献製品の紹介

タムラグループでは、開発・設計段階で製品環境アセスメントを実施し、環境影響の最小限化に取り組むとともに、プレミア環境貢献製品の開発・提供を通じて地球環境への貢献を目指しています。


◆高温度帯合金型温度ヒューズY9A

温度ヒューズY9Aは、RoHS対応の合金型温度ヒューズでは、どの競合他社も実現できなかった動作温度191℃のONLY ONE温度ヒューズです。
動作温度が180℃から190℃である高温度帯の合金型温度ヒューズには、必ず鉛を含有していましたが、可溶合金の配合や組立条件を検討することにより、鉛フリー化とRoHS対応を実現させました。従来は、やむを得ず鉛入りの合金型温度ヒューズを採用されていたお客様のニーズに応える、環境に配慮した温度ヒューズです。安全規格についてはUL、CCC、PSEの認可を取得済みです。




◆省エネN2デュアルリフロー装置(TNV60-588EMD)

省エネリフローとして既に多くのユーザーにご使用いただいていますTNVシリーズに、新たにデュアル搬送機構のN2リフロー装置が加わりました。この装置は、2列の搬送コンベヤを持つことにより、1台で2台分の基板実装が可能となるリフロー装置です。
TNVシリーズにて実績のある省エネ断熱構造を継承することにより、TNVシングル搬送2台と比較すると約45%の消費電力削減を実現しました。また、設置面積においても約45%の削減になります。車載関連ユーザー様を中心に導入していただいています。




◆PFC用高効率・低コスト・高性能リアクタ CTWシリーズ

あらゆる産業分野において、省エネルギー化の動きが年々活発になっています。CTWシリーズは、さまざまな機器の省エネルギー化を実現するために使用される、PFC (Power Factor Correction/力率改善)回路用の部品として開発したタムラ独自の製品です。その特長として、1)Hybrid技術及び構造の最適化:異素材鉄心の組み合わせによる特性の最適化、主材料である電線と鉄心以外の使用材料を最小限に抑えることにより、省資源化、省エネルギー化に貢献します。2)Spike Blocker®技術:スパイク・ノイズを最小限に抑える(右図)ことにより、周辺回路部品を削減し、省資源化、省エネルギー化に貢献します。





◆ハロゲンに代わる高輝度LEDモジュール

高輝度ハロゲンランプと代替え可能なLED集積光源を実現しました。
当然LEDならではの長寿命・高効率の特長を有しており、既存のハロゲンランプのような照らされて熱く感じる赤外線の放射もありません。また、独自の高放熱構造により、高密度・大電流での動作を可能にし、今までのCOBパッケージでは不可能であったハロゲンランプを代替可能な小面積・大光量の高輝度性能(2タイプ:1,000w相当、650w相当)を実現しています。

            



◆看板照明 薄型両面看板用光源モジュール シャイニングアクシス

「シャイニングアクシス」は、薄型両面看板用のLED光源です。光波独自の光学設計で超薄型の看板厚(60ミリ)まで対応可能な光源になります。 従来、薄型の両面看板には導光板方式の光源が採用されており、発光効率も悪い上、高い初期投資費用が問題点でした。一方で看板の薄型化が進み、その市場ニーズと従来光源の課題解決が可能な側面照射方式で、且つ均一面発光が可能なLED光源需要が急速に高まっています。光波独自の光学設計を駆使した特殊レンズが採用されているアクシスは、薄型看板の発光ムラを極力抑え、また、従来よりもワンランク上の防沫設計(IPx4)を実現した新しいLED光源です。また、2ラインナップの組み合わせにより、多種多様なサイズの看板に対応可能なフレキシビリティを備えています。長い看板市場での経験を活かし、施工を更に容易にするための接続用オプションパーツも同時に商品化しました。






◆電源モジュール(SPM、EPM、BPMシリーズ)

省エネルギー化の法律規制強化が、世界的に進んでいます。また、エコ特性を付加価値とする電気製品も拡大しており、電源の省エネルギー化要求は高まる一方です。
高効率電源モジュール(SPM、EPM、BPMシリーズ)は、無負荷時の消費電力特性と、軽負荷時(製品の待機状態)の効率特性を、大幅に向上させたモジュールです。お客様の「業界最高水準の省エネルギー製品を、短期間で開発したい」という要求に対応し、使用電力量の削減と開発工数の削減に貢献します。

            



◆フレキシブル基板用ソルダーレジスト PAF-300シリーズ

近年、スマートフォンやウエアラブル製品に代表される、携帯機器には小型化、薄型化、軽量化、高機能化の要求があり、プリント配線板にも薄型化、軽量化、高密度実装対応が要求されています。そのような電子機器には、益々フレキシブルプリント配線板(FPC)の使用が進んでいます。
PAF-300シリーズはFPC用ソルダーレジストとして必要な折り曲げ性等の機能だけではなく、デザイン性を求めるお客様の声に応え、「機能性・安全性とともに退色しない色彩の美しさ」を併せ持った「ハロゲンフリーで難燃性を有し柔軟性に優れた多色対応可能なソルダーレジスト」です。

【特徴】    ● 環境対応:ハロゲンフリー ● 安全性対応:難燃性(UL対応)
 ● デザイン性対応:多色対応 ● 機能性対応:折曲げ性・低弾性低反発・低反り性





◆植物育成用光源 DC12V/5.8W

植物育成で使用される蛍光ランプの代替および省エネ化を目的とし開発しました。
実績としてはブナしめじの育成に使用され、一般の蛍光ランプと同等以上の発育環境にあるとのご評価を頂いております。長さは40W蛍光ランプと同等、寿命は50,000時間と従来の蛍光ランプの約5倍です。また、パイプにポリカーボネートを使用することで蛍光ランプのように割れる心配もなく安心してご使用頂けます。汚れた場合は防水構造なので水洗いが可能でお手入れも簡単です。

            



◆天井材型LED照明 ボードライトシリーズ

薄い、軽い、簡単施工の次世代型LED照明です。天井ボードを貼るような感覚で短時間で施工ができるため、オフィスや店舗のレイアウト変更にも柔軟に対応できます。
従来のラピッドスタート式蛍光灯2灯式器具と比べ約50%の節電効果があり、CO2や使用電力量の削減に貢献します。

            



◆太陽光発電向け高性能PVリアクタ

太陽光発電を行う際の電力変換装置(パワーコンディショナー)には、その電力変換効率をたとえ僅かでも向上させるための最新技術が盛り込まれています。その電力変換装置に搭載されるリアクタをPVリアクタとして標準化されたトータル108種のバリエーションにてカタログ化しました。その特徴は、1)異素材コアを組み合わせたHybrid技術、2)スパイクノイズを最小限に抑え、変換装置のEMC対策に貢献するSpike-Blocker技術、3)2つのMPPTを1台のリアクタで機能させるCB-Reactor技術があり、装置のセット効率向上に貢献しています。このPVリアクタはタムラが自信を持ってお届けする世界標準リアクタです。





◆LED電球 ダイクロハロゲンタイプ 5.7W(LDR6L-M-E11/D)

飲食店舗、アパレル店舗などの省エネをお手伝いすべく開発しました。従来のダイクロハロゲンランプと同等の大きさで業界最高クラスの明るさを実現しました。工事不要で手軽に置き換えられるだけでなく、一般的な40Wのダイクロハロゲンランプに比べて消費電力は5.7W、約85%の節電効果があり、CO2削減、使用電力量の削減に貢献します。





◆パワーシャイニングアイ(FA0039FD31)

直下型のバックライト光源モジュールのパワーシャイニングアイは、内照式看板および各種間接照明光源として開発しました。これまでの蛍光灯方式の光源に比べ、小型・薄型化を実現したうえに、均一な面発光も可能になったため、さまざまな用途に対応できるようになりました。
一般的な内照式看板で使用する場合の消費電力は、従来の蛍光管と比べ約65%の節電を実現。また、40,000時間の長寿命によりメンテナンスコストの削減も好評いただいております。






リスク管理

環境法規制の順守を徹底するとともに、事故および緊急事態を想定した教育や訓練を行うことで、事故の未然防止とリスクの最小化に取り組んでいます。


◆製品含有化学物質管理


タムラグループでは「タムラグループ製品含有化学物質管理ガイドライン」を2009年11月に制定し、製品含有化学物質管理をシステマチックに行うこととしました。その後、2010年4月に国内の子会社を統合したために、タムラグループ全体を適用事業所とする管理体制への見直しを行いました。2011年11月に「製品含有化学物質管理組織図」を、また、2012年2月に「同管理細則」を制定し、新たな管理体制のもとで、推進を開始しました。
これに基づき、製品含有化学物質に関する法規制等の情報に基づくグリーン調達基準の見直し、グリーン調達の推進、製品含有化学物質に関する情報やデータのお客様への提供というような一連の業務を迅速かつ正確に進めております。


◆環境法規制順守状況

環境方針に従い、環境法規制等を順守することは、事業活動の基本と認識します。
2015年度は、環境に重大な影響を与える事故及び緊急事態はありませんでした。


◆環境教育

環境負荷を継続的に改善するためには、従業員一人ひとりが理解を深め、自覚を持って業務を行うことが重要と考え、さまざまな環境教育を実施し、正しい理解と実践に取り組んでいます。


◆緊急事態対応訓練

海外を含めた各サイトでは、環境に影響を与える様々な緊急事態及び事故を想定し、日常点検及び設備のメンテナンスによる予防対策と、事故発生時の緊急対策の2つのリスク管理体制を構築しています。また、緊急事態及び事故を想定した基本的かつ具体的な初動手順を定め、毎年、訓練を実施するとともに、手順の有効性の確認、見直しに取り組んでいます。
    












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